ミュンヘン
一人の暗殺者が、やがて殺人の罪悪感に苛まれ、
自分も狙われてるんではないかと恐怖に怯え、
精神に異常を来して行く。
と、ありがちな話だが、
史実を元にしてるので重さが違う。
だが、この映画で重要なのは
”父親でもある一人の暗殺者”よりも、
彼を暗殺者たらしめた背景にあると思う。
テロに対する報復行為。
そしてその報復に対する、また報復。
復讐の連鎖。
今も昔も問題は変わってはいない。
”復讐では何も解決しない”
と誰もが分かっていながらもこの連鎖は途切れない。
そもそも国もあり、民族・宗教間の争いもない
平和な日本で育った僕らに、
彼らの気持ちが理解できるのだろうか?
彼らが争うのには様々な理由がある。
それをただ一言で簡単に否定してはいけない気がする。
暴力以外の解決法を見いだせないものか。
最後に映ったWTCが印象的だった。
この作品と9.11がダブった…。
テロとか戦争とか暴動ってさ、なんで起こるんだろうとかって
一回突き詰めて考察してみたことがあったよ~。
私が出した答は「想像力の欠如」でした。
決着つけたいだけなら、組織の代表同士が敗者髪切りマッチでもやればいいのにねぇ…
この映画すごい興味あったの。
歴史が苦手な私にはこういう映画って必要なんだよねー。
頭の回転が遅い私でもちゃんと理解出来るかな?
そうそうダ・ヴィンチ・コードは全く理解出来なかったよ。
飛行機の中で見たんだけど英語だったから途中で寝ちゃった。
>暴走☆ヒトラー
突き止めた所で、足りない頭じゃ答え出ませんでした…。
髪きりデスマッチ良いな〜。
オレだったら脱衣麻雀を提案するね☆
>ヨシエ
歴史詳しい方がより深く観れるけど、
知らなくても楽しめると思う。
オレも知らないし…。
あ、ダ・ヴィンチ・コードは映画はあまりお勧めしない。
映画よりも小説の方が面白いよ。