原点回帰

もう少し、もう少しだけ自分が変わるのに
おそらく大きく歯車が狂い始めたであろう時期をもう一度振り返る必要があると思った。
その時自分が何をしてたか、何を思ってたか。
自分にとってはあまり思い出したくない時期で覚えてることは少ない。
何か無いかと思ったらその頃書いてたノートがあったことに気づいた。
探しだして読み返す。
マメに書いてたわけではないが、
不定期でその時の気持ちが綴ってある。
「あの頃は絶望しかなかった。」
大人になってからずっとそう思ってたが、
改めて当時のノートを見返すと
「悔しい」や「もっと強くなろう」と言った前に向かう言葉が書かれていた。
ああ、あの頃の自分も必死で闘ってたんだな。
苦しみながらも前を向いてたんだな。
その頃の自分によくやったと言ってやりたい。
でも、一方で独りだったんだなと思った。
誰にも相談できず独りで闘ってたんだなと思った。
そこか。そこが今の自分にも引き継がれてるのか。
何事も一人の力で解決しようとしてきた。
それ故に得るものも沢山あった。
しかし一人では限界はある。
もっと周りの力を頼らないと。
頼っていいのだと思う。
そこの部分はこれから変えていくところだ。
とにかく最悪の時期に前を向けていた自分がいたことを知れたのはよかった。
スッと何かが解決したわけじゃないけど、
少し心の中が軽くなった。