※ネタバレあり
頑固で素直に自分の気持を表せない父親と、そんな父親に愛されてないのじゃないかと思い距離をとり続けた娘。
親子の確執は映画の普遍のテーマのひとつだろう。
ストーリー的にはよくある確執のある親子があるきっかけを境に打ち解ける、という内容。
この作品のそのきっかけはビリーだった。
ビリーも問題児だったが、ノーマンと過ごしてるうちに徐々に仲良くなっていく。
でもノーマンは相変わらず口が悪かったり、ビリーもそれに対してキレたり、ちょいちょい喧嘩するけど何だかんだで距離が縮まったのは似たもの同士なのだろう。
少しずつ距離が縮まったノーマンとビリーに対し、ノーマンとチェルシーの仲直りは少し急ぎすぎた感はあるが、まあそこは気にしないようにしよう。
しかしこの作品で一番魅力的に見えたのはエセルである。
頑固者のノーマンのよき理解者で、彼女がいなければノーマンとビリー、チェルシーの関係もよくはならなかっただろう。
とにかくポジティブで、芯が通ってる。
夫を信頼し深く愛してる。
素晴らしい女性だなと。
生涯を遂げるならこのような女性と一緒になりたいと思う。
なので婚活をせねばならない。