博士の愛した数式

博士の愛した数式博士の愛した数式

博士と家政婦とその息子。
この三人の作る雰囲気がとても温かい。
一生を数字捧げた博士。
世間一般的に見れば奇人・変人である。
でもそういう人ほど純粋で正直なのだと思う。
だから博士をよく知る人は段々とその人柄に惹かれて行くのだろう。
博士が数字に魅せられる気持ちも分かる。
一見無秩序に見える自然法則も秩序の上に成り立ってる。
自然界におけるフラクタル黄金比との関係性などを知ると
やはり神秘性を感じる。
「神のノート」とは上手い表現だ。
(自然界の黄金比はダヴィンチ・コードでも出てくる)
博士のような人が学校の先生だったら、
もっと数学に取り組む生徒が増えるのでないかと思う。
ゆとり教育と言うけど、
そのゆとりを興味を持たせる方向に使って欲しいと思う。
でないと将来の日本が心配だ。
どうなるゆとり世代の学力
周知の事実だが、この作品は映画化されてる。
メインキャストは寺尾聡、深津絵里。
是非映像で見てみたい。

3 thoughts on “博士の愛した数式”

  1. 私はこの本も映画もまだみてないけど、見たいと思ってた。正直、すっかり忘れてたけどw
    先生の影響ってやっぱりあるのかな?私は数学が大っ嫌いだったし、夏休みも冬休みもいつもいつも、特別個人補習に強制出席だったし…。
    今は数学が、結構おもしろそうなものだったことは理解できたけど、時すでに遅し?もっと興味持てばよかった。
    よく理科離れとかいって、先生ががんばるニュースはみるけど、数学もなんだね。サインコサイン…実際何のことだっけ??的レベルだよ、私は。
    とりあえず、映画みてみよー(*~-~*)

  2. 小川洋子は好きだけど、これは読んでないなあ〜。
    なんかさ、小川洋子の本って、読後感が、なんというか、「あったかいけど
    悲しい」みたいな感じしない??けっこう、自分の精神状態がいいときしか読まないようにしてるなあ。
    「フラクタル」とか書いてあったけど、ヒロは複雑系とか興味あるの??
    私は一時期すごいハマっったなあ。確かに美しいよね。

  3. >アリサ
    この歳になって、数学や科学、歴史など勉強したいって思うよね。
    それって結局いろんなものを見て興味が出てきたからなんだよね。
    学校の授業って詰め込みだからやってもすぐ忘れる。
    興味を持つ事から始めれば良いと思う。だから先生の影響ってかなりあると思うよ。
    オレも映画見てみよー。
    >オレオレ詐欺(警察呼びますよ)
    小川洋子は初めて読んだ。この作品も「あったかいけど悲しい」ね。
    ただ、嫌な悲しさでないから凹まなかったけど。
    複雑系ってどんなん?単純系とかあるの?
    よくわからないけど幾何学的なのも好きだよ。

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