原作と映画

書籍やコミックから映画化されるケースは多いが、
必ずしも原作に忠実とは限らない。
映画の製作サイドでもよりよい作品にしようと
脚色したりアレンジを加えたりする。
原作者がそれを高評価する事もあれば、
不服を唱える事もある。
今回見つけたのもその一例。
ゲド戦記に対する原作者のコメント
ここまで酷評されると逆に見たい気になるが…。
確かキューブリック監督のシャイニングも
原作者のスティーヴン・キングが気に入らず、
自ら製作に関わり別の監督で撮り直した。
僕が知ってるのはこのくらいだけど、似たような例は他にもあると思う。
ただ、原作通りに再現できたからと言って、
それが映画としてヒットするかはまた別の話で。
原作より数倍も面白い映画も沢山存在すると思う。
けど、原作者にとっては映画のヒットうんぬんよりも、
自分の作品をどう扱ったかが重大なのだろう。
映画しか知らない人は、
映画=原作
と思ってしまうから。
でも実際は、
映画=原作 
ではない。
つまり、つまらないと思ってた映画でも
原作は面白い可能性は大いにある。
一度見た映画の原作も、読んでみる価値はあるなと思った。

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