今週の土曜に友人の結婚式に出席する。
新郎、新婦ともに学生時代のバイト仲間。
そしてそのバイト仲間も10名ほど招待されており、
その面子で余興を依頼された。
さて、この人数で何をやろうと言う話になり、
三日三晩の協議の結果
二人のなりそめをアレンジした簡単な劇をやる事となる。
新郎を含めた男三人が新婦を取り合うという内容。
男三人のキャラは以下の通り。
・パチプロ(新郎)
・サッカー少年(友人A)
・マッスル(友人B=僕)
何故か自分がマッスルキャラになってしまった。
自分は決してマッチョではない。
だがこの配役に抜擢されたのには理由がある。
あれは僕がまだ大学生の頃。
このバイトの忘年会の時、
僕は4人の同志と編隊変隊を結成した。
4人にはそれぞれコスチュームが用意されていた。
1人は全身白タイツ。
1人はブーメランパンツ。
1人は赤ふんどし。
1人はレオタード。
この中で日本男児な僕がどれを着たかは伏せておく。
このチームは爆発的な力があり、
熟年層のパートさんの目を釘付けにした。
飛んでくるおひねりは大フィーバー状態だった。
その熱狂ぶりは(このバイトの中だけで)伝説となっている…
…そんな訳でその時の印象が強く、
僕はマッスルキャラに抜擢されてしまった。
配役の発表があってから毎日プロテインを飲んだが、
努力虚しく効果のほどは無し。
今から急に筋肉がつく訳も無いので諦めている。
まあ、マッスルキャラなのにちっともマッスルじゃない、
といったギャップもおもしろいかと。