アリス・クリードの失踪

アリス・クリードの失踪
『アリス・クリードの失踪』公式サイト
あらすじ
ヴィックとダニーは富豪の娘アリス・クリードを誘拐すると
用意したアジトに連れ込み、手足をベッドに縛り付け監禁する。
身代金の要求額は200万ポンド。
ヴィックが周到に練り上げた計画は万事抜かりなくこのまま順調に進むかに思われたが…
感想
全体を通して一定の緊張感が保たれてて飽きることなく観れた。
終わってみれば登場人物が主要の三人だけと
低予算ながら綿密に世界観が作られてる。
低予算を狙ったのか、結果的に低予算になったのか分からないが、
たった数人の登場人物でもこれだけの映画が撮れるという好例。
※以下ネタバレ
とにかくダニーのダメっぷりが凄い。
彼が全ての元凶であり、
また彼がいなければこの誘拐は成功してたかも知れない。
「愛してるから誘拐した」とか撃たれても可笑しくないレベル。
まあ、彼がいたからこの映画が成り立つのだが…。
この映画では暴力シーンが殆どない。
簡単には暴力は使わない。
だがその境目は非常に薄い一枚の板で、
一歩間違えればすぐ破られる。
全員が精神的に極限の状態にある。
だからこそ銃を使ったシーンが非常に際立つ。
個人的にはダニーとヴィックの関係が少し微妙。
ゲイの恋愛だから感受移入できないためだからか?
そんなに深い絆なのと思ってしまった。
でもダニーの本命がヴィックでアリスを裏切る、
二重の騙しだったらまた面白かったのかもと思う。
ラストも結局アリスがギリギリで鍵に届かず助からないとか、
最悪の終わり方もありかなとダークな想いを馳せてしまった。

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