先日観た「ひまわり」と似たようなストーリーだったのは偶然か。
ただ、「ひまわり」よりはライトな感じだった。
やはりかつての恋人と結ばれなかった点は切なくもあるが、それぞれが別のパートーナーとそれなりにうまくやっていたのが幸いか。おそらくは過去の恋人は大切な想い出として、それぞれの家庭で幸せを築いていけるのでは、とそんな感じがした。
しかし、「選択」というのは本当に難しい。
仮にジュヌヴィエーヴがギイを待ち続けたとしても、戦争で死んでしまったかもしれないし、ギイの方が違う女性を選んでしまうこともある。
でもそれぞれの選択で折り合いをつけて、いかに幸せに変えていこうかとすることが肝心なのかなと。
あとこの作品は台詞が全て歌詞であり、また色彩が鮮やかで観ていて楽しい。それも重いテーマを軽くするのに一役買ってるのかもしれない。