東野圭吾

henshin.jpg変身

「好きな作家は?」
と聞かれても一年前は何も答えられなかった。
だが、映画を沢山観てると好きな監督ができるように、
最近は本をよく読むようになったからか
好きな作家が何人か出来た。
そして今はまってるのが東野圭吾。
変身」を皮切りに、「ゲームの名は誘拐」、「宿命」、「どちらかが彼女を殺した」と、続けて読み、
今は「手紙」を読んでる。
詳しくはまだ理解してないが、
作者によって表現の仕方は様々だと思う。
同じテーマの文章を書かせても、
その仕上がりは千差万別なのだろう。
ストーリーも然る事ながら、
その表現手法も好みが別れるポイントなのだろうか。
んー、まだその辺はよく分からない。
ただ、東野圭吾の文章とストーリーは
僕を惹き付ける。
だから好きだと思うし、
もっとこの人の作品を読んでみたいと思う。
後々分かった事だが、
この世界ではかなりの有名人らしい。
映画化された作品は幾つもあるし、
賞も何度か受賞してるようで。
僕はここ最近まで全く知らなかったです…。
とにかく作品も数多い。
だけど、好物の松坂牛を毎日食べたら飽きるように、
続けて読みすぎると飽きる可能性もあるので
今読んでる「手紙」が終わったら、
別の著者の作品を読もうかと思ってる。
以下読んだ作品のレビュー


変身
初めて読んだ東野圭吾の作品。
主人公が絵を描く部分や、
変貌していくダークな性格が昔の自分に似てて
(他人を冷ややかな目で見るとこや冷めたとこ…)
かなり自己投影できた。
どんどん破滅の道に向かい、それがまた救いのない部分も良い。
ゲームの名は誘拐
サスペンス。
誘拐をゲームとして捉え、
誘拐犯と娘を誘拐された父親との頭脳戦が面白い。
また最後のオチは気持ち良くはめてくれた。
宿命
謎解きのサスペンスもあるのだが、
「運命」に焦点を当てた作品だと思う。
何故かよく巡り会う、何故か気になる人。
そういう人とは意外な所で繋がってたりする。
「運命のイタズラ」的な内容。
オチも良いが、最後の締めも良い。
どちらかが彼女を殺した
こういう作品は、「本格ミステリー」と言うのだろうか。
その辺のジャンル分けはよく分からないけど、
前編を通して犯人探しに焦点が絞られてる。
で、この作品。
結局最後まで犯人は明かさない。
物語の中では犯人は分かった事になるのだが、
その名前を作品中で明かす事はない。
「読者で答えを見つけて欲しい」
そういう意図が込められている。
自分で推理した後は、ネットで答え合わせしました。

3 thoughts on “東野圭吾”

  1. 昨日はお疲れ様!また飲もうネ♪
    本と言えば今日ヤフーのニュースで「マイケルJフォックスが病状隠さずCM出演」ていうのを読んで思わず彼の「ラッキーマン」て本をアマゾンで注文したんだ。私のように本を読むのが苦手な人にはノンフィクションの方が理解しやすいと思ってどうも小説を避けがちなのよね。ヒロは本当沢山の本読むねー。

  2. 先日は楽しかったよ☆
    また皆で飲もうね!
    ノンフィクションはリアルなだけに、
    感動は大きいよね。
    オレも数年前は年に2、3冊だったんだけど、
    一度面白い作品に出逢うとはまってしまうね。
    だから、ヨシエもあるきっかけで本好きになる可能性も大いにあるよ。

  3. 「ゲームの名は誘拐」東野圭吾著、読んでみました。

       「ゲームの名は誘拐」東野圭吾著、読んでみました。  「東野圭吾」の作品をはじめて読んでみました。読書量はそこ…

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