空中ブランコ

fde657a9.jpg奥田英朗の「イン・ザ・プール」が出版された時、
装丁と帯のコメントに惹かれいつか読もうと思った。
そして先日、ようやく読む事となった。
丁度その時、
職場の仲間が奥田英朗の作品を読んでるのを知り、
自分が「イン・ザ・プール」を読んだ事を話したら
続編である「空中ブランコ」を貸してくれた。
この作品も一話完結なので、
だいたい一日一話のペースで読んだ。
「イン・ザ・プール」を読んでる時は、
「こんな医者ありえないだろう」と言う伊良部の常識外れな行動、発言に
おもしろおかしく読ませてもらった。
けど続編となり何度も伊良部の話を読んでるうちに、
少し飽きてしまった。
まあ、飽きたと言うよりは慣れてしまったのかな。
「もうこいつはどうしようもないやつだな。考えられない!」から、
「まあ、こいつならしょうがないか。」
へシフトした感じ。
あれ?これってつまり僕もいつの間にか伊良部のペースに
巻きこもれてしまったと言う事だろうか?
なんかこういう人間には勝てない気がする。
と言うかまともに勝負してはいけない気がする。
けど、実際に近くにいたらウザと思う事は間違いないが。
今、第三弾の「町長選挙」が書店に並んでるが、
これを読むのはしばらく保留かな。
変人は時々会うから面白い。
ちなみにこの三冊の装丁って、
必ず左上に赤ん坊がいるね。
こういう連続性っておもしろい。

2 thoughts on “空中ブランコ”

  1. ヒロって文学少年なのね。
    映画はお好き?ハリウッド映画よりもミニシアター系が
    好きなタイプですか?

  2. 本は小さい頃から好きだけど最近はずっと読んでなかったかな。
    今は電車通勤だから、また読み始めた感じ。
    映画も好きだよ。てか、映画の方が沢山見てるかな。
    メジャーからミニシアターまで何でも好きだよ。

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