21グラム
観ようと思っていて
なかなか観れずにいる映画は沢山ある。
これもそんな映画のうちの一つ。
時間軸がバラバラに交差するのだが
個人的には一定の流れで進んだ方が感情移入できたと思う。
一つの命を巡り
二人の男性と一人の女性の人生が絡み合うのだが、
その三人全てが不幸な人生を歩む事になる。
なので後味が悪い。
終わった後にずっしり来る。
人は死んだ時に21gの重さを失うという。
21グラムと言うタイトルはそこから来ている。
(それが魂の重さという説もある)
この21gに、死、中絶、妊娠、体外受精などから
キーワードは命であると感じるのだが
それを上手く解釈するのは難しい。
それ以外にも
人生、家族、神の信仰、運命など
いろいろと考えさせられる事も多い。
ただ一つ感じた事は
21gはたったチョコバー一個分の重さだが
とてつもなく重たいのだと。