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Trip

北陸一人旅

6月30日

能登へ
7時起床。何ともサービスの良い事にこのホテルは朝食の無料サービスがある。 オニギリとみそ汁だけだが充分である。できるだけたらふく食い、チェックアウト。 富山駅から高岡乗り換えで氷見駅へ。


カラクリ時計

職務質問
ここからはバスに乗るが次のバスまで約1時間あるので、少し氷見を観光することにした。
駅で観光案内マップを見てると知らないおっさんに声を掛けられた。 「こういうものですけど…」という聞き覚えのあるセリフと共に警察手帳をオレに見せた。 警察官である。
職務質問をされた。どうやら近所に泥棒が出たらしく探しているらしい。 で、オレを怪しいと思ったのだろう。確かに観光客なんて一人もいないし、 こんな大荷物を持った大人がうろうろしてたら怪しいってもんだ。 ま、免許を見せて旅行中だと話したら分かってくれました。

藤子不二雄先生
気を取り直して氷見観光へ。ただの通過点にしか考えて無かったのだが、結構見る場所は多かった。
日本海を見て、湊川の中の噴水、湊川カラクリ時計、サカナ紳士録モニュメントを見た。
どうやら氷見は藤子不二雄の出身地らしくカラクリ時計からは定時になるとハットリくんのキャラクターが登場するらしい。 オレは残念ながら時間が合わなくてこれは見る事ができなかった。 それとサカナ紳士も藤子不二雄がデザインしたらしい。


サカナ紳士

ヒッチハイク
氷見からバスで終点の脇へ。ここで違うバスに乗り換えて七尾駅に向かう予定だが、 次のバスは2時間待ち。ここで前々から温めていた計画を実行する事にした。
スケッチブックに黒のマジックで大きく七尾駅と書き、それを左手に抱え右手は真横に差出し親指を立てる。 そして道路脇に立った。そうヒッチハイクである。 気恥ずかしさと不安を抱えながら車が来るのを待つ。1台目、素通りである。 ま、それは予想通りである。2台目、素通り。2時間待ちに比べたらまだまだ全然待てる。 3台目、4台目…5台目、トラックがちょっと過ぎたとこでハザードを出して止まる。 駆け寄って七尾駅まで行きたいんですけどと言うと、手前までだったら乗せてってくれるとのこと。 ありがたく乗せてもらうことにした。
どうやらそのトラックの運ちゃんも昔はヒッチハイクで日本全国津々浦々巡ったらしい。 話しでは七尾駅の手前と言う事だったが親切にも駅前まで送ってもらった。 初めての経験だったがなかなかいいもんである。
駅前の回転寿司で5皿程寿司を食べて昼飯終了。


輪島 鴨ヶ浦

輪島
七尾駅から電車で穴水へ。そこからバスで輪島へ向かう。
実は今夜も宿を探さなければならない。今日、明日と泊まるはずだったユースが休業で さらに第二候補ももう営業してなかったからである。
輪島で宿を探し一番安いビジネスホテルに決定した。
ホテルに荷物を預けた後、輪島塗りを見に行く。土産でも買って行こうかなと思ってたが、あまりの高価に見てるだけ。
その後海岸付近を散歩してホテル近くのスーパーで夕食と明日の朝食を買う。 ホテルに帰って飯を食ってシャワーを浴び、就寝。

この日の夕食は何故か無償に空しかったのを覚えている。