戦場にかける橋

※ネタバレあり
何とも複雑な気持ちになった映画だ。
捕虜としても軍人の意地を捨てず、
頑丈な橋の建設を目的とし軍隊を一つにまとめたニコルソン大佐は立派な人物だと思う。
部下はもちろんだが、日本軍の斉藤も少しずつ彼を信頼し始め
期日までに立派な橋が完成する。
その一部始終を観てきたものとすれば、
この橋は未来永劫残って欲しいものだと思う。
一方収容所を脱出したシアーズは、日本軍に有利となる橋を破壊しようと行動する。
彼の立場からすれば正義の行動だ。
この時点で最良の選択など存在しない。
橋が破壊されるか、シアーズ達の作戦は失敗し殺されるかだ。
皮肉にも橋の爆破スイッチを入れたのはニコルソン大佐だった。
これが戦争ってやつなんだと思う。
何も生まない、命も希望も奪うだけ。
虚しさだけがただ残る。

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