ドクトル・ジバゴ

※ネタバレあり

「時代に翻弄された二人の愛」
とでも言えば良いのだろうか。
惹かれ合った二人が幾度もすれ違い、
そして結ばれる。
しかし悲しい結末を迎える。
元々ラブストーリーはあまり見ない。
ご都合主義なところが鼻につくからだ。
この作品にしたって、ユーリとラーラは4回も偶然出会っている。
4回は多い…
ラーラの夫がストレルニコフって言うのも、
話を面白くはしてるが現実的ではない。
しかしながらリアルに描写された当時の凄惨な状況が、
そう言った余計な考えを奪う。
激動の時代を愛するものの為に必死に生き抜く。
愛するものと共に生きる。
壮大な愛の物語だ。
ただ、唯一自分が感情移入できなかったのが、
妻のトーニャの存在。
夫を愛し夫に尽くし夫を信じる。
まさに理想の妻。
そんなトーニャを裏切ってラーラを選んだユーリに
心から祝福はできない。
ユーリは心優しい人間だ。
ラーラと愛し合うようになっても、
トーニャも家族も大事にした。
だからこそラーラを諦めるか、
悪い男になってトーニャを捨てて欲しかった。
中途半端は良くないよ。
却って人を傷つけてしまうこともある。
自分もそうなのでよく分かる…
最後ラーラともう一歩のとこで会えなかったのは、
そう言ったツケが回ってきたのかなと少し思った。
それでも愛に生きたユーリの人生は悪くないと思う。

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