ネットワークビジネスが嫌いな5つの理由

ネットワークビジネスと聞いてピンと来ない方は、
マルチと言えば分かるのではないだろうか。
以前の僕はネットワークビジネスと聞いただけで、
全否定してた。
ただ、独立を考える様になって、
ネットワークビジネスのビジネスモデルは一つのビジネスとして
学ぶ価値があるのではないかと思っている。
そして先日、知人に誘われてとあるネットワークビジネスの説明会に参加してきた。
そこのネットワークビジネスは、ネットワークビジネスとフランチャイズを掛け合わせたビジネスモデルで、
非常によく考えられてるなと思った。
正直いい勉強になった。
しかし、やはり自分はネットワークビジネスは嫌いだなと思った。

ネットワークに参加しない人は人生の敗者と見る

彼らからするとネットワークに参加しないなんて、
人生損してると思うらしい。
「今よりもっといい暮らししたくないの?」
「何で?お金持ちになりたくないの?」
何が幸せであるかは人それぞれ。
例えばギリギリの生活でも自分のやりたい事をやる事に幸せを感じる人もいる。
金持ちにならなくても平凡な生活を送りたい人もいる。
でもそういう人達の価値観を認めない。
稼げない人生=つまらない人生と思っている。
自分の物差しで相手も計ろうとして欲しくない。

夢想家が多い

そもそもネットワークビジネスはそのビジネスモデル上、
全員が同じ様に稼げるわけではない。
必ず稼げる層と稼げない層が存在する。
でも稼げる前提で話を進める。
純粋に商品を購入するだけであればリスクは無いのだが、
大抵のネットワークビジネスは参加時にある程度の額の商品購入を促される。
それが本当に望むものなら良いが、
そうでないならリスクだ。
だけどそういう部分には触れない。
また、現実問題「ネットワークビジネス」と言う単語を持ち出すだけで、
嫌悪感を示す人は非常に多い。
一歩誤れば今までの人間関係を崩す事に成りかねない。
個人的には人脈はお金より価値があると思う。
目先のお金の為に人脈を失うことはしたくない。
だが、そう言った点のリスクも話してくれる事はない。
まあ彼らはそんなリスクは無いと否定するのだろう。

結局自分の為じゃないの?

ネットワークビジネスは紹介された人の購入額の一部が
紹介した人に還元される。
するとそこの人間関係には必ずお金がちらつく。
「一緒にがんばろう」と言うが、
その何%かは「いっぱい稼いでバックしてくれ」と言う気持ちがあるのではないか?
彼らはグループを作って活動することが多い。
グループの中に稼げない人がいると発破をかけるが、
それは本当にその人のため?
それとも自分のため?
どうしても彼らが純粋に相手の成功のために薦めてくるとは思えない。
そもそも本当に相手の成功を望むのであれば、
相手の話も聞いてくれる筈だ。

自社商品に完全陶酔してる

確かに会社に寄っては質の良い商品もあると思う。
だが大抵は他にもっと良い商品、もっと安い商品がある。
それでも彼らは自社の商品が一番だと思ってる。
やってない人がよく言う台詞だが、
「そんなに良い商品なら自然に口コミで広がるだろう」
まさにその通りだ。
特に現在はネットインフラが整備され、
口コミはあっと言う間に広がる。
自然にそこに入ってこないのであれば、
やはりその程度の商品なのだろう。

世間体

日本ではネットワークビジネスは嫌われる傾向にある。
事実ネットワークビジネスのトラブルもよく聞くし、
多くの人の頭の中にはネットワークビジネスは問題ありと認識されている。
ネットワークを増やす為に友人・知人に話を持ちかけるが、
相手にされないだけならまだしも「俺にそんな話するんじゃねえ!」とキレられることもある。
そういう話を聞いた事があるし、
僕の友人でネットワークビジネスを始めて今までの友人から疎遠になってしまった人もいる。
最近ではSNSやネットのコミュニティで活動する人もいるっぽいが、
そういう人達はもの凄く嫌われている。
そういう背景からネットワークビジネスをやってる事には後ろめたさを感じるだろう。
自分が本当に信じるものであれば僕も世間体なんて気にしない。
ただ、残念ながら既存のネットワークビジネスには
僕が信じられる程の魅力は感じない。

ゴッドファーザー Part1

前半はマーロン・ブランド演じるドン・コルレオーレの存在感がとにかく凄い。
権力があり、仲間に慕われ、家族仲間を大切にする。
ドン・コルレオーレをカッコいいと思ってしまう人は多いのではないだろうか。
僕も彼にファミリーと行って欲しいと思う程。
だがしかしそれは別の世界から見てるから言える事で、
実際に裏の世界は非常に危険で耐えられるものではないだろう。
特に権力が増せば増す程常に死と隣り合わになる。
仲間が裏切る事も考えたら人間不信にもなりそうだ。
気を許す事のできない状態で毎日を過ごす。
余程精神的にタフでないと厳しいだろう。
そして計らずも後を継ぐこととなったアル・パチーノ演じるマイケル。
後半の主役は彼だろう。
裏の稼業を嫌い好青年として過ごしてた頃の笑顔は消え、
マフィアの世界に染まるにつれ冷酷な表情になって行く。
二代目の貫禄がついた頃には昔の面影は全くない。
人はこうして悪に染まっていくのだなと思う。
そしてその様をアル・パチーノが見事に演じてる。
全体的に完成度が高く、各俳優の名演も見逃せない作品だ。