[映画]レインマン

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レインマン
高校の頃、感動した映画に必ずこの「レインマン」が挙った。
「やっぱ一番感動するのはレインマンでしょ!?」
みたいな。
今思うと何であそこまで支持されたのだろう?
多分、「俺、映画にはちょっとうるさいよ」みたいのが
ちょっとカッコいいと思ってた年頃だったからだと思う。
しかも、実際はそんなに映画詳しい奴もいなくて「良い」、「悪い」の判断が出来ないから、
「あ〜、レインマン良いよなー」と、周りも取り敢えず同意しとく。
そういうのが広まって僕の高校では「レインマン」が一番感動する映画の代名詞だった。
その頃は周りに流された部分もあって良い映画と思ってたが、
今改めて観てもやはり良い映画だと思う。
ダスティン・ホフマンの演技もとても良い。
この映画を初めて見た時はまだそんなに知識も無かったので知らなかったが、
レイモンドはサヴァン症候群なんだね。
サヴァン症候群 wikipedia
簡単に言えば、4桁以上のかけ算を一瞬で計算したり、
一度読んだ本の内容を全部暗記したり、
とにかく能力が異常に発達している人達。
実は今気になっている本に
サヴァン症候群の著者が書いた半生記の本がある。
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ぼくには数字が風景に見える
「好奇心」と言う言葉を使うのは不適切かも知れないが、
そういう能力を持った人達がどんな視線で世界を見てるのかを知ってみたい。
この本を読んでから「レインマン」を観るとまた違った視点で観れるかな。

2 thoughts on “[映画]レインマン”

  1. 例え、感性が似ていたり好きなものが同じでも、全く同じ音を聴いたり映像見ても、他の人と一緒に楽しめる事はできるけど
    個々が感じているまま、全て同じように感じ取る事は出来ないだろうと思うんよね。(あたり前でしょって、突っ込まれるだろなぁ)
    だからこそ、共感出来るような人に出会えた時はすごい嬉しい。
    日常でも感じるのに、並外れた能力の方からは本当にどんな風に見えてるんだろうって思うねー。 世界七不思議

  2. 共感出来るのは嬉しいよね。
    けどそれを知ってるから、逆にわざと共感しようとしちゃう時もあるよね。
    健常者だからってコミュニケーション力が優れてるって訳でもないんだよね〜。

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