Mr.&Mrs.スミス

AUSでは4か5月くらいから上映されてたので、
半年以上ずっ公開されている気分。
向こうにいた時から見てみたいとは思ってたんだが、
先日やっと見に行って来た。
感想は、おもしろかった。
ここ最近ミステリーやサスペンスばかり見てたので、
たまにはこういう単純明快なのも良い。
難しい話も無いので気楽に楽しめた。
娯楽の一つとして純粋に楽しめる。
ま、キャストの力によるところは大きいが‥。

東京タワー

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

友人の奨めで「東京タワー」を読んだ。
ボクとオカンと、そしてオトンとの生活を綴った、
ノンフィクション。
偶然にも最近見た映画、
「グッバイレーニン」のように
息子と母親がクローズアップされた内容。
只々、起こった出来事が余計な肉付けもされず、
淡々と綴られている。
故にリアルで共感され、胸を打たれた。
自分も息子であるから、
母親と息子の関係が痛いほどよく分かる。
そして、自分の母親もオカンのように
世話好きで人を持て成すのが好きである。
最近では身体も弱くなってきた。
母親の背中が小さく感じるようになった。
誰にでもいつかは訪れる悲しい現実。
恐くて、悲しくて泣けた。
もっと親孝行をしようと思った。
でも数日もすればまた、
どうしようもない息子に戻ってる。
いや、きっと親子とはそういうものなんだろう。

原美術館

昨日、友達と原美術館のオラファー エリアソン展に行って来た。
テーマは、「光」と「色」のインスタレーション。
「色」と「影」により「光」が視覚化され、
「光」の世界を垣間見れたような気がした。
しかし、「光」を見てると気持ちが安らぐのは何故だろう?
「光」の波長のゆらぎが関係してるのだろうか?
もし波長が関係してるのなら、
カラーセラピーも同じ理由なのだろう。
こういった作品展もアートというのだろう。
でも今回の展示はアートと言う枠を越えて、
あらゆる面で興味深い内容だと思う。
原美術館
オラファー エリアソン

グッバイ・レーニン

母親にショックを与えてしまうと命の危険性があると知り、
ショックを与えないように嘘の世界を作り続ける息子。
自分は”良い嘘”はあると思う。
その人を欺こうとする気持ちのある嘘がいけないのだと思う。
自分がこの息子の立場だったら、
同じ事をしたと思う。
それは、母親に生きて欲しいという気持ちと、
自分が母親の命を奪ってしまうかもしれないという不安からだろう。
自分勝手な意志かもしれないが、
やはり母親には長く生きて欲しいと思う。