マシニスト

先日観た「シークレット・ウインドウ」と
似たような展開。
それ故か途中で謎の答えも読めてしまった。
謎が解決すると、
その以前に伏線が張られていた事に気付き
なるほどなと思う。
でもこの監督は、
その謎の部分よりも主人公の心理の描写に
重きを置いたと思う。
そう思うとこの映画がおもしろく思える。
主人公と同じ立場の人間は、
こんな心理状態になるのだろう。
そして何より-30kgの減量をし、
文字通り「歩く骸骨」と化した
クリスチャン・ベールは圧巻だ。

シークレット・ウインドウ

オーストラリアに居る時
二回DVDで観たのだが、
会話の内容が分からず二度とも途中で寝てしまった。
退屈な映画なんだろうと思ってたが、
字幕で観て会話が分かると意外と面白かった。
謎の答えがある映画に似てるなと思ったが、
原作がスティーブン・キングなので、
その映画に影響されてはいないだろう。
またハッピーエンドでない結末も良かった。
静かな無気味さを残した終わりが良い。

カンフーハッスル

チャウ・シンチー好きの友達の影響もあり、
自分もいつの間にかチャウ・シンチーの映画が
好きになっていた。
下らないギャグに、
大げさなアクション、
無駄なCGの使い方はいつも通りで安心して観られた。
チャウ・シンチーの映画は脱力させてくれる。
これからもこのカラーのままの作品を作って行って欲しい。

saw

オーストラリアにいる時に絶対観たいと思った映画。
でもミステリー(またはサスペンス)映画は、
英語も完全に分からない状態で観ても
不完全燃焼になるのは目に見えてたので我慢してた。
ラストの結末には完全にやられた。
こんなにやられたのは久しぶりで、
逆にスッキリ気分が良い。
全体的にも楽しめた。
導入は、目を覚ますと知らない部屋で、
なんとか工夫してその部屋を脱出しようと試みる。
この辺りの設定は「CUBE」に似てると思った。
でもそれ以降は、全く違った。
サイコサスペンスと言えばいいのだろうか。
殺人鬼がいかれていて、
人間を精神的に追いつめて行く殺し方がおもしろい。
また、その殺人鬼によっておかしくなってしまった人がいて、
これからおかしくなっていくだろう様子も描かれている。
謎解きの部分も楽しめるが、
人の精神が崩壊していく様も楽しめる。
自分の大好きな映画の一つにランクインされた。

ディープ・ブルー

友達がお勧めだと、貸してくれた。
海の世界を映したドキュメンタリー映画。
リアルな海の生物の生態を多彩なアングルから映した映像、
そして海の多様な青の世界は、
観ている者を海の世界へと引き込む。
一見すると生物を延々と映したドキュメンタリーは、
退屈に思われる。
だが、この作品はそれを感じさせず、
そして未知の世界を自分達に教えてくれる。
これを観ると、
もっと海が好きになるはず!

王の帰還 SEE

観ようと思ってたが、
長時間のため中々観る機会が無かった
「王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション」
をようやく観た。
劇場で2回観たので、
今回が3回目となるのだが、
やはり何度観ても良い!
そして未公開シーンの追加で、
更に細かい所まで観れるのは嬉しい。
未公開シーンの追加で
約4時間の長編となってしまうが、
好きな人にとってはあっという間の時間だろう。
素晴らしい映画をありがとう!

私の頭の中の消しゴム

予告に惹かれて観に行ってきました。
アルツハイマーに侵され、
大好きな人の事さえ忘れてしまう。
とても切ないテーマである。
が、映画そのものはいまいち。
2時間枠になんとか詰め込もうとして、
描写が雑な部分が幾つかあった。
腑に落ちないシーンもあり。
悲しいシーンはあったが、
酷く胸を打つ程では無かった。
今回の映画の「記憶」とは違うが、
これから確実に何かを失っていく悲しみ、恐ろしさを
描いていくと言う点で、
「レナードの朝」
がふと頭に浮かんだ。

風邪

ここ2、3日風邪をひいて寝込んでた。
病気で寝込んだのは、
何年振りだろう。
日本の気候に身体が慣れなかったのだろか?
ま、実のところずっと家でぐうたらしていて
体力が落ちたのが原因だろう。